季節の薬草風呂11~12月

エキナセア&菊花風呂
空気が乾燥しがちな晩秋は、「燥」の季節といわれています。乾燥した空気(燥邪)の影響を受けやすい臓器が「肺」です。肺が燥邪の影響を受けると、のどや鼻の乾燥、乾いた咳、口の渇きといった呼吸器のトラブルから風邪をひきやすくなったり、皮膚の乾燥やかゆみを感じたりします
エキナセアはキク科の植物で、ネイティブ・アメリカンの間で古くから薬草として使われてきた歴史があり、根の部分を噛んで、風邪の予防や歯痛・喉の痛みを治したり、石ですりつぶして傷・火傷の外用薬として用いていました。ドイツでは医薬品として免疫を高める効果が認められ、風邪やインフルエンザなど感染症の予防と治療に使われています。他に、抗アレルギー作用もあり、花粉症やアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などの緩和に効果があると言われています。
そして、日本で秋に食べる風習のある菊(キク)花には17種のアミノ酸が含まれているだけでなく、ビタミンや鉄、亜鉛、銅、セレンなどの微量元素が豊富です。菊花の薬効は、中国で2000年以上前から記録があり、肝を解毒し、風邪予防、眼精疲労の解消、めまい・頭痛解消、リューマチ予防、肌荒れに効くと書かれています。
東西2種のキク科の薬草で、ワンちゃんの免疫力を高め来る冬に備えましょう。
通常のシャンプーまたはシャンプー&カットコースにプラス¥800(税別)でご利用いただけます。ご予約時にお申し付けください。